Doing by yourself

“ Just DO! English " メソッド <その2


「Doing by yourself・自己実践」は何を重視するのでしょうか?


自己実践において重要なことは、一言で「習慣化」です。
とはいうものの、実際の行動に至るまでは、一度
マインドセットをしておかなければ、継続力は低くなります。

このメソッドでは、強制行動としての習慣化を避け、「壁を楽しく超え続けられるかどうか」を重視します。

『楽しく』というのは簡単とか適当とは違います。また、この感覚は個人差があるので一概に何が「楽しい」かを定義することは結構、難しいことです。実は「楽しい」が動機の本質とつながっていることが、意外に気付かれていないのです。そして継続するためには、この「楽しい」とつながっている本質的な動機が上がらなければなりません。

これは、社会環境からの必要性、裏付けに依ってしまうと本質から遠のいていきます。つまり、英語の場合は、話すこと、伝えたいことが通じる楽しさが、どこかになければ内発的動機が発芽しないのです。テストでのスコアアップが必須であるとか、仕事で必要だからということは、他者が作った基準に自分を当てはめていくので、自己の中に義務や犠牲の感覚が生じてしまうのです。

実は、心理学の自己決定理論(Self-determination theory)に基づけば、社会人教育のほとんどは、外発的動機付けになっています。そのため、「動機付け」を謳っている研修やEラーニングでも、長く続かない要因となっているのです。


Ondoku(音読)を楽しく!

自己実践では、Ondoku(音読)を主に行います。

こちらで選定した市販の洋書(テーマは様々)から、自由に興味のありそうなものを選んでいただきます。初級の方は、読み切れるか心配と思いますが、英語学習者のためにレベル分けされている洋書なので初級レベルでも読めるものもあります。

総じて、初級レベル=ストーリーも初級(絵本のような内容)になりがちですが、そうではなく、映画になっているような本も初級用として揃っています。

エンジニア系の社員で、英語にしばらく触れてこなかった方の場合、抵抗感が出てしまうこともあるので、ビギナー用の参考書を使うこともあります。内容はビジネス向けで、飽きさせないものをこちらで選定いたします。

Ondoku(音読)というアウトプットは、実はインプットにもなっており、さらに内容が楽しければ、その大意把握に関心がいくので、自然なかたちで単語や文法に触れることができます。さらに読む速度も上がってくる相乗効果も期待できます。


いわゆる Study、勉強のための素材は、あえて選ばないことが重要です

Ondoku(音読)以外に、生の英語を「自主的に選び、触れる」ことの重要性にも講師が言及します。

今はネット上で、様々な生の英語に触れることができる時代です。もちろん、情報を得る精度においては、リスニングやリーディングといったインプットの要素が絡みます。

そこで触れる英語が、何らかの自らの関心事であったり、ビジネス上の課題解決だったりすることで、そこでインプットの精度を高めようとする行為は、有機的にアウトプットにつながっていくものです。

必要な情報を、精度高く得るために単語や文法を紐解く行為にインプットの意義があります。その積み重ねの時間により、Speakingのバリエーションが増え、言いたいことが言いやすくなる、といった有機的接続につながっていくと考えます。



型を体得

適切なゴールクリア支援