「ビジネス英語」を話せる人の本質とは?

長年の業界経験からわかってきたこと


弊社では、英語研修をはじめとするグローバル人財育成に長年かかわてきました。通算で約3万人の育成に関与してきましたが、実際に研修を通して、「ビジネスで」英語が話せるようになった人々に共通している法則があることを見出しました。

純粋に日本の英語教育を受けて、社会に出て英語を使えるようになった人々に共通する法則です。

それは、TOEICスコアの高得点取得でもなく、帰国子女のようにペラペラになったということでもありません。


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本当の意味で話せる人とは?

極論、『 Proactive - プロアクティブ なマインドを得た人(もともと備えている人もいます)が、英語を話せるようになっている 』ということです。

当然、Proactive って何? ということになるのですが、あえて辞書的な説明ではなく、経験から得られた上での定義をすれば、『自律型人財』の方です。

逆説的に言えば、Proactive でない人は、英語を発しても(話せても)、真の意味でコミュニケーションが取れてない、ということが言えるかもしれません。

「英語を話す」ということは能動的であり、誰かに強制的に話しをさせられているのではありません。その能動的な行為を自らの意志や、自律性を反映しないで、インプットしたてのロボットのように記号的にしゃべることは、相手への不敬であり、対戦的な反応を引き出すことになりかねないのです。


ちなみに、経験した方は気づかれているかもしれませんが、いわゆるちまたの英会話レッスンではそこまでは教えてくれません。なぜなら、講師は接客業としての意識で対応するので、受講者が徹底的に心地よくなるようにしてくれるのです。

つまり、“Proactive Mind - プロアクティブマインド” を持たずして英語力を身につけても、ビジネス的には通用しにくいと極論できます。この“Proactive Mind”を持った方、思いあたる方は、貴社にどのくらいの人数がますでしょうか。


本来、英語研修で行うべきこととは?

最近は、オンライン英会話がコロナの影響もあり、英会話学校に置き換わっていく風潮があります。実際に、オンライン英会話を運営するメジャー企業の方々とお会いする機会が何度かありました。また、受講している人の話も聞きました。受けやすさや費用の面からも、この流れは止まらないと直感しました。

しかし、企業研修として成果を求める場合は、活用する際の留意が要るということも感じたのです。よろしければなぜ、Just DO! Englishなのでしょうか?で詳細に触れているので、ご参考にしてみてください。

またさらに、先述の点から異文化理解の観点を持ち込むことも大変重要です。